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焼奥義
コラム
マクルーハンにおける 『焼肉』 とは by QD
さて、ここで 『焼肉』 をメディアとして考えてみよう。 かのマーシャル・マクルーハンによれば、メディアは "HOT" と "COOL" に大別されるらしい。 ・ ラジオ HOT / 電話 COOL ・ 映画 HOT / テレビ COOL といった具合に。 情報量が多く受動者側の役割が少ないメディアを "HOT" 、 逆に情報量が少なく受動者側の補足によって成立する メディアを "COOL" と呼ぶようなことらしい。 『焼肉』 をマクルーハン的に解釈すると 肉を自分(受動者)が焼かなければならない行動、 それが 『焼肉』 であり、即ち "COOL" なメディアとなるわけである。 ・ ステーキ HOT / 焼肉 COOL と書けばすぐその違いがお分かりになるだろう。 旨そうな肉を見たときに、 「この肉は脂の面から先にやいて脂を落としたほうがいい」 とか 「この肉には 180° をかましてやろう」 とか 「この手の肉は塩で四人前・タレで二人前がベスト」 などと 無意識のうちに脳内で情報を補完して喰らっている。 それが 『焼肉』 なのである。 "COOL" なメディアである 『焼肉』 。 それこそが 『焼肉』 が私たちを惹きつけてやまない 理由の一つであるのかも知れない。
posted by QD 2006年5月28日
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