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焼奥義
コラム
焼肉ジャンボ (やきにくじゃんぼ)
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東京都江戸川区篠崎町4-13-19 2F TEL:03-3679-8929 17:00-24:00/火休 予算:5000〜7000円 予約可 隠れた名店というのは、「こんな場所に・・・」と誰もが驚くようなところにひっそりとあるものだ。この店もそう。東京の東の果て、江戸川のほとりの寂しい商店街の一角にある。しかも最寄の駅(都営新宿線篠崎駅)からもタクシーに乗らざるを得ない程遠いという悪条件。店の外観は、ごくありふれた町の焼肉屋さんに過ぎない。内装も特徴は無く、清潔にはしているが飾り気はない。テーブルにあるのは炭火ロースターではなくガスコンロである。しかし、この一見何の変哲もない店で、驚異的な肉質の焼肉がリーズナブルな価格で夜な夜な供されているのである。 まず驚くべきはごく普通のメニューでも非常にクオリティが高いこと。特に並のロースは生でもいける肉質の高さ。しっかりした肉の旨みと柔らかな食感が味わえる。これで1000円は脅威としか言いようが無い。並タン1000円も生で供され、甘みが感じられる上質のタンだ。 そしてもう1つの驚きは、店員にお勧めを聞くと出てくる、イチボ・ミスジ・サブトン・トモ三角などのマニアックな希少部位。そしてこれらがまた安い。例えばミスジは薄切りだが1人前6-7枚で2200円。同じ位の量でザブトンも同じ値段、トモ三角は2000円である。都心ならこの肉でこの値段は考えられない。ゆうに倍はするだろう。 これらの裏メニュー系は焦がさないように4-5秒ずつ両面をさっとあぶって半生で食べよう。口に入れたとたん溶けていくような食感。極上である。秀逸だったのはご主人から教わった生のトモ三角でご飯を巻いて食べる方法。アツアツのご飯の上に肉を十数秒置いて、ご飯の熱で油が柔らかく溶け出すのを待ってから、箸でご飯を巻いて口に運ぶ。昇天間違いなしの味だ。 このご主人がまた魅力的。かなりの肉好きで、手が空くと厨房から出てきて店内をぐるぐると歩き、客の横に立って淡々とした大阪弁で焼き方や食べ方の講釈をしてくれる。ソフトな語り口からは肉に対する愛情がひしひしと伝わってくる。 敢えて言えば、好みが分かれそうなのは全体的にちょっと濃い目の味付け。タン塩など一枚でご飯一杯食べられそうなほど塩味が濃いし、タレもニンニクが効いた濃い味で美味しいのだが、ミスジなどの肉質が良い肉でもこのタレを使っているので、せっかくの肉自体の旨味がちょっと感じにくくなってしまっているように思った。しかしそれでもここの肉が東京で食べられる最高ランクの1つであることには変わりない。 店の外観 驚異の並ロース1000円 ザブトン2200円 <YAKINIQUESTよりヒトコト> ・まずは並ロース・並タンで肉質の高さを味わいたい。そしておもむろにイチボ・ミスジ・サブトン・トモ三角などのマニア系部位へ。 ・注文時には必ずその日のお勧めを店員さんに聞こう。 支店情報: 「焼肉ジャンボ 白金」 東京都港区白金3-1-1第一麻布ビル1F 03-5795-4129 1700-24:00/無休 ・こちらは土地柄か、本店に比べるとやや高めの価格設定だ。
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