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焼奥義
コラム
京城 水道橋店 (けいじょう すいどうばしてん)
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東京都代田区三崎町2-10-3 TEL:03-3230-2921 17:00-25:00/無休 予算:6000〜8000円 予約可 本店は北千住にある老舗。店内は昔ながらの正統派焼肉屋という雰囲気だ。女性店員はみな韓国の民族衣装・チョゴリをモチーフにした制服を着ているが、中身は韓国料理店というよりはバリバリの日本式焼肉である。 この店の自慢は松阪・近江牛使用の肉質。特に「上タン塩」と「巻きロース」はかなりのレベル。上タンは生タン特有の甘みが嬉しい。厚みも薄すぎず厚すぎずで食べやすい。つまり歯ごたえも楽しめ、かつ肉々しさがTooMuchではないのだ。肉の甘みと香りを楽しむためにはレモンは使わない方がいいかもしれない。 そして目玉の「巻きロース」はまさに「ザ・霜降り」という感じの肉だ。しゃぶしゃぶやすき焼きでの最上級にあたるレベルの肉だろう。よく霜降りの肉を評して「溶ける」という言葉が使われるが、この表現が比喩ではなく現実的に実感できる。とにかく噛む必要が全くないのである。見た目からしてすごい。びっしりと細かなサシが入っている上にオーダーを受けてから切るという最高の状態で出されるため見るからに柔らかそう。焼く前から既にとけ始めているんじゃないかと思うほどだ。薄切りだから焼き加減はさっとあぶる程度でじゅうぶんだ。口に入れたら舌で肉を上あごに押しつけるようにする。と、とたんにするりと肉繊維がほどけるようにとけて喉に落ちていくのだ。冗談ではなく歯が無くても食べられる肉だ。通常の焼肉のような、奥歯で噛みしめる事によって生まれる肉汁と歯茎の一体感ではなく、舌と上顎と喉でとろける食感を楽しむ。いわば「飲む焼肉」なのである。これが焼肉としてどうかという議論はあるが、この手の溶けて無くなる肉が好物な人にはたまらないだろう。 ちなみに味付けだが、塩かタレかはお好みで。どちらでもこの食感をぞんぶんに堪能できる。ただし脂が多い肉なので出来るだけさっぱりと食べたいなら塩がお勧めだ。もちろん財布とお腹に余裕があるならば両方食べるのが一番である。 ところでこの「巻きロース」は当然の事ながらこの店一番の人気商品だ。それゆえ遅い時間に訪れても品切れになっていることが非常に多い。そこで予約の電話時には必ず「席」と「肉」の両方を押さえておいてもらうようにしよう。常連客は皆そうしているらしく、店内のレジ横には客名と肉名が書かれたメモが沢山貼られている。ともかくまずは「巻きロース」を予約すること。あとは店を訪れるまで唾を飲みつつ待つだけだ。 上質感溢れる上タン塩 今にも溶けそうな巻きロースのタレ 巻きロースの焼き加減はこれくらいで充分 <YAKINIQUESTよりヒトコト> ・「巻きロース」および「上タン塩」。 ・予約時に肉も予約するのを忘れずに。 支店情報: 「京城 恵比寿店」 東京都渋谷区恵比寿南1-8-9 TEL:03-5768-2256 17:00-25:00/無休 「京城 北千住店」 東京都足立区千住2-62 TEL:03-3870-4324 17:00-25:00/無休
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