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ドンキィ

ドンキィメイン画像 東京都新宿区四谷荒木町9
TEL:03-3355-4648
18:00-22:00(日祝17:00-21:00)/土・第2・4日休
予算:8000~10000円
予約のみ

*2009年9月末をもって閉店とのこと。
いろんな意味で普通ではないのがこの店。

まず見た目から異様。四谷三丁目の交差点付近の裏通り、渋い飲み屋や小料理屋が点在する小道の一角という立地にあるこの店の外観は、一言でいえば"うらぶれたスナック"そのもの。ドアに書かれた「予約専門」の文字が入りにくさを更に際立たせている。内装もスナック風。ていうか多分つぶれたスナックをちょっとだけ改装して使っているに違いない。店内も妙に薄暗い。

オーダーのシステムがまた風変わり。客の手元に渡されるはずのメニューは無く、おばちゃんとのやりとりで注文を決めていくスタイルだ。とは言っても肉は基本的にタン塩・塩ロース・タレロース・タレカルビの4種のみで、しかも出てくる順番もこの通りと決まっている。客が選べるのはどれを何人前頼むか、今食べた肉を追加するのか次の肉に行くのか、だけだ。ただしタン塩に関しては追加もNGである。全てはおばちゃんに言われるがまま、なのである。

しかしここまでこだわって出してるだけあり、肝心の肉質はかなりのものだ。特筆すべきはタン塩。冷凍していない肉だけが持つ甘味が存分に味わえる。しかも適度なサクサク感が味わえる厚さも兼ね備えている。肉質に自信があるから臭みを消す役割のレモンは出していない。テーブルにだされる小皿に盛られた極上の胡椒をパラリと振って食べよう。思わず笑ってしまうほど美味いはずだ。

ちなみに大皿に盛られたタン塩は脂のノリが少ないものから順番に食べるようにと指定されるほどのこだわりよう。追加注文出来ない理由はコレ。一度脂分たっぷりのタンを食べたらもう脂の少ないタンの味がわからなくなってしまうというのだ。なるほど。

2品目の塩ロースもお勧め。極上胡椒との相乗効果で、ちまたによくある脂身だらけのカルビとは根本的に違う、肉そのものの旨みを堪能出来るはずだ。

正直、それに比べてタレもの2品とキムチなどのサイドメニューはそれほど印象的ではない。それと、トータルの価格は結構高い。しかしあのタン塩のためだけにでも、そして話のネタとしても、一度行っておく価値はある店だ。

ドンキィ タン塩 ドンキィ 塩胡椒 ドンキィ 塩ロース
「食べ順指定」のタン(奥→手前) お手元の塩胡椒 塩ロースは超レア焼きで

<YAKINIQUESTよりヒトコト>
・タン塩・塩ロースの2品がお勧め。この2つを多めに食べられるようオーダーを調整しよう。
・場所は四谷三丁目交差点付近。裏通りのうらぶれたスナック街のような小道の一角にある。かなり怪しい外観だが、勇気を出して入ろう。
・入り口のドアに「予約専門」と書いてあるので一応予約するべし。





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