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やまがた屋

やまがた屋メイン画像 大阪府大阪市北区曽根崎新地1-9-12 大雅ビル4F
TEL:06-6341-8929
第一部18:00- 第二部20:30- アラカルト23:00-25:00/日祝休
予算:10000〜15000円
要予約

*2009年5月末から新店舗にて営業。コースの構成や料金も変更、更に夜中はアラカルト注文可とシステムも変わったようだ。以下は以前の店舗訪問時の記述。
焼肉が好きで好きで仕方ない男が、従来の常識にとらわれない自由な発想で焼肉をとことん探究していったらどうなるのだろうか...?その答えのひとつは、恐らくこの「やまがた屋」にある。ここで行われているのは、言わば1日に8人限定のワンマンライブだ。

大阪は東梅田の路地裏。ボーッと歩いていると見過ごしてしまいそうな、間口の狭い雑居ビルの4Fに「やまがた屋」はある。うなぎの寝床状の店内にはカウンターのみの8席。いかにも元スナック風な内装だが気にしてはいけない。ここがその夜のアリーナ席なのである。

カウンター奥に立つマスターの山形氏は、最初に飲み物のオーダーだけとり、淡々と焼きの準備を進めていく。肉はホルモンの6000円コースのみ。食べ終わった後で追加出来る肉もあるが、基本はマスターが納得いく肉を8人分のみ仕入れ、それによってその日のコース内容が決まるというスタイルである。カウンターに等間隔に七輪が置かれたら、いよいよライブの幕開けである。

カウンターの向こうから塊肉を見せ、独特の口調で解説をした後、丁寧に人数分に切り分けていく。素材のいいところだけを使い、余った部分は惜しげもなく捨てる。タンなどいきなり一本を半分に切り、タン先側を捨てるというパフォーマンスだ。こちらのボルテージは一気にあがる。このあたりからすでにマスターの術中にはまっているのかもしれない。やがてゴリッ、ゴリッと仕上げの塩を挽く音が聞こえれば、焼き開始はもうすぐだ。

客の前に肉を置いたマスターは、待ってましたとばかりに焼こうとする客を軽く制し、おもむろに左手に軍手をはめる。そして何と、全員分の肉を自らの手で焼き始めるのである。キッチン内を右へ左へと移動しつつ、複数台の七輪をこまめにケア。更に焼きムラを防ぐため、手で網を細かく水平回転させる。そう、軍手はそのためのアイテムなのだ。七輪の間を往復しては網を回す。その激しい動きは、あたかもDJのごとし、である。

こだわりの肉をこだわりの切り方・味付けで供し、更にはこだわりの焼きテクニックで仕上げる。自身がイメージする焼肉の姿をとにかく徹底的に追求し、完璧に近い形で提供する。そこではもはや1枚1枚の肉は「作品」なのである。どちらかと言えば鮨に近い考え方だろう。

DJ YAMAGATAのパワープレイは3ー4時間にも及ぶ。その間も「網回し」を始めとした多くの超絶テクは炸裂しつづけ、その手から生まれる作品たちは観客を熱狂の渦に巻き込むだろう。ひとつひとつの肉の味や技の詳細をここで紹介することは控えておく。ライブの感動は言葉では伝えられないからだ。是非、直接店に行って体験して欲しい。ただ、ここで食べた「上厚切りタン」には、椅子から転げ落ちそうになるほどの衝撃を受けた、とだけ記しておきたい。

もちろん我々として「自分で焼けない」というフラストレーションは残る。しかしそれを差し引いてもお釣りが来るほどの感動を与えてくれる。大阪の奥深さ、焼肉の自由さを身にしみて感じることが出来る、焼肉好きなら一度は行っておくべき店だ。

やまがた屋 タン やまがた屋 焼き加減 やまがた屋 DJプレイ
贅沢に切り出されたタン マスターによって完璧な焼き色へと仕上げられる 軍手をはめての"DJプレイ"
やまがた屋 焼きテク やまがた屋 キモグレ やまがた屋 肺
繰り出される数々の焼き技の一例 「キモグレンス」など変わった部位も登場 食感が楽しい「肺」

<YAKINIQUESTよりヒトコト>
・タンは先着2名限定の「タンステーキ(500円アップ)」を予約したい
・コースは計3-4時間かかるので後の予定は入れないでおくのが無難





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 2008年3月28日
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