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みゆきや

みゆきやメイン画像 東京都江東区枝川1-13-3
TEL:03-3647-3996
12:00-13:00・17:00-22:00/月休
予算:3000〜5000円
予約可

有楽町線豊洲駅の改札を出て徒歩10分ほど。四方を囲む運河やトラックが行き交うだだっぴろい道路などの埋め立て地特有の風景が広がるこのあたりに、朝鮮学校を中心にしたリトルコリアンタウンとでも呼ぶべき一角がある。タウンといっても巨大な街ではなく、普通の家が並んでいる普通の町なのだが、その中にぽつぽつと4〜5軒の焼肉屋を見つけることが出来る。実はこのエリアは知る人ぞ知る焼肉激戦区といわれているのだ。

この「みゆきや」はその中の1店だ。店構えは小さく全く飾り気のない作り。妙に大きな電飾のカンバンと入り口前のメニューボードがなければ付近の民家と区別がつかないだろう。店内もとてもコンパクトで、テーブルと座敷で6席ほどか。それこそ誰かの家に遊びにでも来たかのような気になる。カベに貼られた手書きのメッセージやメニューのイラスト、何よりマスターと奥さん(?)の暖かな接客がいっそうくつろいだ気分にさせてくれるだろう。

店のお勧めは塩のハラミ。やや小ぶりだが分厚くカットされた肉には塩ダレがからめられている。この塩ダレがなんとも絶妙で、柔らかな食感に仕上げてあるハラミの肉汁と非常に良くマッチする。お好みでネギと一緒に食べるとまた違った美味さが味わえる。また、カルビを頼むと、味わいが少しずつ違う3種の肉(脂身が多いところや赤身が強いところなど)がひと皿に盛られて出てくる。手頃な料金で色々な味を楽しんでもらおうという心づかいが嬉しい。

そう、このカルビの供し方からも分かるように、この「みゆきや」のマスターは相当な肉好きだとみえる。こういうマスターにはお勧めの肉を色々と聞いた方がいい。訪店時はメニューにない「ハラミすじ」を勧められた。噛むほどにほとばしるハラミの旨みと鶏ナンコツのようなコリコリの食感が楽しめる、はじめての味だった。又、生でも食べられるクオリティだというミノは、マスターの教えに従って焼くと貝柱のような絶妙な歯ごたえが味わえた。他にもホルモン系などで色々と隠し球がありそうな気配はあった。

隠れ家というか穴場的な雰囲気、リーズナブルな価格、何よりも家庭的なもてなし。土地柄キムチやカクテキを始めとした韓国料理系がしっかり美味しいのも嬉しい。脚を伸ばしてリラックスしつつしみじみと美味い焼肉に舌鼓を打つ。そんなスタイルが似合う店だ。

みゆきや 塩ハラミ みゆきや カルビ みゆきや ミノ
お店イチオシ「霜降り」の塩ハラミ 3つの味が楽しめるカルビ 貝柱のような食感のミノ

<YAKINIQUESTよりヒトコト>
・まずは塩の「霜降り」ハラミ
・後はマスターにお勧めの肉や上手な焼き方を聞くべし
・キムチやカクテキもいい味





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