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東京都渋谷区恵比寿南1-2-8 雨宮ビル1F TEL:03-5768-6922 18:00-25:00/?休 予算:5000〜7000円 予約可 |
いやが上にも目に入る、派手な黄色いのれんに「チャンピオン」の赤文字。軒先にぶら下がった大きな提灯には「三角」「ざぶとん」「クリ」「みすじ」などの希少部位名が踊る。そんな「東京から見た大阪テイストな焼肉屋」を形にしたような店が05年秋、恵比寿にオープンした。恵比寿界隈で複数の飲食店を経営する会社によるものらしい。
ウリは「和牛一頭買い」だからこそ出来る、数々の希少部位の提供。店内に入ってまず目に付くのは、長いカウンターの上に置かれたガラスのネタケースと、その中に部位別に置かれた圧倒的迫力の生肉である。肉には客側から見て分かるように「いちぼ」などと名札がついている。こういう細かなプレゼンテーションにもしっかり気を使っているところは素晴らしい。カウンターの奥には白衣の職人達が並び、頭上には部位名の木札が並ぶ。さながら寿司屋のような様相を呈しているのだ。
メニューは紙一枚、しかも手書きというシンプルさだが、真ん中に牛の絵が描いてあり部位について色々と説明がある。希少部位に詳しくない人でもこれを読めば問題ないだろうし、店員さんも気持ちよく教えてくれる。
これだけアピールしているだけあって、どれを頼んでも肉質は総じて高い。特に希少部位系は見た目も期待通りの霜降りっぷり。素材が良いのでストレートな薄味で提供されるが、惜しむらくはややインパクトに欠けることと、部位による個性がそれほど際だって感じられないことだ。その日に状態が良い部位を店員さんに聞いたり、店内の白板で確認しつつオーダーすれば当たりの確率は高まるだろう。訪問時には「いちぼ」そして「ざぶとん」が印象的だった。ちなみに価格は希少部位ならばまぁこれくらいだろうというレベル。つまり安くはない。
ちょっと、一頃のさぬきうどんブームの時に乱立した「気取らない大衆的さが逆にお洒落」的な世界観を思い起こさせるようなところがある店だ。しかし、「カウンター&ガスロースター」で、一人でもぶらりと立ち寄れる大阪風なスタイルを若者向けの店で導入していることには注目したい。立ち飲みの気軽さでしっかりと美味いものを食べられる。しかも安く、となれば最高である。こんなスタイルが東京でも定着して欲しいと願っている身としては、この店の更なる躍進を大いに期待したい。
| 恵比寿の街でひときわ目立つのれん | いちぼの塩 | ざぶとんの塩 |
<YAKINIQUESTよりヒトコト>
・まずその日のお勧めを確認するべし
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