東北の肉はやさしい(南東北遠征雑感)
posted by gypsy 2009年9月 8日
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今夏の南東北遠征実施から、はや一ヶ月半。
気付けば夏も終わりに近づいているが、
まだ遠征の詳細レポートすら書けていない。
子供の頃は、夏休みが空けてから宿題をやるタイプだったが
いい大人になった今も、悪習は全く改善されていないらしい。
反省を込めつつ、遠征の雑感などから書き始めたいと思う。
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今回の遠征では、出来るだけ各県産の牛を食べようと心がけた。
食べたのは宮城県の「仙台牛」、山形県の「山形牛」「米沢牛」、
そして福島県の「福島牛」などなど...
もちろんどれも美味しかったのだが、味以上に驚かされたのは、
遠征中、誰も胃の調子が悪くならなかった事だ。
実は、2005年から欠かさず続けているこの焼肉遠征だが、
いつもは誰かしらの胃腸が不具合を訴えるのが通例なのだ。
10年間に渡って、非常識な量の肉を食べ続けている我々は
一般の方から見れば「肉アスリート」と言える状態であり
胃袋は「スポーツ心臓」ならぬ「焼肉胃袋」に進化している。
とはいえ、我々も所詮は人間だ、ということなのである。
話がやや横道にそれた。
という訳で、毎年誰かが胃腸薬のお世話になるのだが、
今回の遠征に限っては、そんな場面が一度もなかったのだ。
もちろん、たまたま皆の体調が良かっただけかもしれない。
しかし実感レベルでも、「南東北の肉は脂がきつくない」
「食後感がさっぱりしている」という印象があったのも事実だ。
科学的な根拠がつきとめられるかは分からないが
案外、肉の生産、流通における環境などの要素もあるのかも。
個人的には、彼の地に流れるおだやかな空気が
肉の味までもやさしく仕上げてくれているような気がする。
そういえば、やわらかな雰囲気のマスター達が多かった。