脂付き小腸の美学
posted by gypsyここ数年のホルモンブームも手伝ってか、近年、
脂たっぷり付きの小腸を出す店がずいぶん増えたように思う。
しかし、先日ひさびさに訪れた「やまがた屋」の小腸には
その芸術性において一歩抜きん出ていることを再確認させられた。
最初、小腸はかなり長い状態で切り出される。
ちょうど網の端から端まで行き渡るほどの長さだ。
脂はそれほど多く乗っていない...ように見える。
しかし焼き始めると、どんどん縮まっていく小腸。
やがて当初の半分強ほどの長さになったそれの上には
いつの間にか、こんもりと脂が乗っているではないか。

そう、つまり、皮の部分が縮むことを計算した上で、
「縮んだときにジャストの量になる脂」を残しているのだ。
ジャストだから、脂のしずくが炭に落ちる事も無い。
だから炎が上がらない。だから、肉が焦げにくい。
仕上がりから逆算しての肉の切り出し。そして焼き加減。
まさにニクらしいほど計算ずくなのである。
大阪一の繁華街、北新地に移転したやまがた屋は、
客単価1.5万円ほどと、かなりの値上がりをした。
今まで以上に、万人にお勧め出来ない店となったが、
ホルモンを、そして肉を焼く、ということを追求している方ならば
やはり一度は行っておくべき店だ、と思う。
posted by gypsy 2010年9月 1日
コメントする
トラックバック [0]
トラックバックの公開は承認後となります。当サイトと関係のないもの、誹謗中傷を含むものなどは掲載されませんので予めご了承ください。










































