QUEST
光るハネシタ(本の話) by gypsy
いよいよ明後日、YAKINIQUESTの本が発売される。
ここ数ヶ月は、本を書くという初めての体験に興奮しつつ
どうすれば読者に肉を愛する気持ちが伝わるかを
考えに考え抜いた、苦しくも充実した日々を過ごせた。
素人の自己満足の部分も多々あることは承知の上だが
こだわりは色々なカタチで表すことが出来たと思う。
表紙からして焼肉本とは思えない装丁。
グルメ本なのに敢えて文章を中心にした構成などなど。
そして、今回の隠れた目玉となっているのが「肉しおり」である。
あたかも本物の肉を切り落としたようなしおりが作りたい。
極上肉を頁と頁の間に挟んで、この本を読んで欲しい。
ある日我々は、そんな思いで取り寄せた特大のハネシタを
通常より一回り大きなA3対応スキャナーに乗せた。

「う、美しい・・・」
神々しいまでの光に包まれるハネシタを、
我々はただ息をのんで見つめていた。
周囲からの、呆れ果てた眼差しにも気づかずに。
このスキャンデータから原寸のまま四角く切り出された
(つまり一切拡大・縮小をしていない)
まさに特上の「肉しおり」が、本にはもれなく付いてきます。
こんなところも楽しんでいただければ幸いです。
ナイスメンツ by gypsy
突然だが、焼肉における重要な要素の1つは「メンツ」である。
もしかしたら、一番のキーポイントかもしれないというくらいだ。
互いにヘンに気を使わず。誰も余計な事はせず。
ただ個々が肉に集中して焼き。かつマナーは守り。
こんな環境の下でのみ、最高の焼肉が焼けるのだ。
しかし、これがなかなか難しい。
よかれと思って一度に大量の肉を網上に載せる人。
よかれと思って皆の肉を焼き、しかも振り分ける人。
よかれと思って話や酒の行方にばかり夢中になる人。
結果的に皆の肉に対する注意力は削がれ、
肉と真剣に対峙する気持ちが次第に薄れてくる。
そうなると、もうそれは焼肉では無くなってしまう。
そんな、善意からくる悲劇が後を絶たないのである。
特に、東京ではこの傾向が強いように感じる。
だが、この日のメンツは奇跡的であった。
仕事の流れで焼肉に行った4人。
初顔合わせのこのメンツの、なんと全員が
「自分の肉は自分で焼く」派だったのだ。
事はまさに、あうんの呼吸で進行していった。
肉が運ばれる。皆無言で自分の分を取り、網に乗せる。
会話はしながらも目は肉から話さない。
絶妙のタイミングで口に運び、その味をしっかり堪能する。
そしてすかさず次の肉を焼き始める。
焼き方だって、誰も何も言わずに、当たり前のようにこれである。

こういう人がたくさん増えてきたら、東京はもっといい場所になる。
そう確信した、いい夜だった。
石垣牛QUESTの旅(5) by gypsy
石垣最後の夜。もとい、夕方の16:40。
まだ開店前の「やまもと」の扉を開いた。
2日前、名物の「焼きシャブ」を食べそこねたリベンジである。
「やまもと」は超人気店。かなり前からでないと予約は取れない。
しかし前回、帰る間際に女将さんに泣きついて
この日の開店直前から入れてもらえる事になったのだ。
さて念願の「焼きシャブ」が眼前に現れた。
見事な霜降りの極上ロースを薄切りにしたもの。
これをしゃぶしゃぶよろしくさっと炙って、
スライスした玉葱と一緒にポン酢でいただく。

・・・感無量。
石垣牛QUESTの旅(4) by gypsy
自家牧場を持ち、精肉店を営みつつ
焼肉店もやっている「いしなぎ屋」。
石垣4日目のQUESTはここに決めた。
はじめて食べた石垣牛のミスジ。

うん、さすがの肉質だ。
石垣牛QUESTの旅(3) by gypsy
3日目。
今日は石垣島焼肉界のエース「やまもと」へ。
まだ19時だというのに、お目当ての「焼きシャブ」は品切れ。
その他上クラスのメニューもすべて終了済み。痛恨。
しかし並もののレベルの高さに大いなるポテンシャルを感じた。
例えばこの「並カルビ塩」。

石垣牛QUESTの旅(2) by gypsy
石垣2日目。
本日は趣向を変えて「ハンバーグ」。
もちろん、ただのハンバーグではない。
ステーキ店「パポイヤ」の裏メニュー。A5の石垣牛だけで作ったものだ。

つなぎを殆ど使っていないそれは、シェフによる絶妙な焼き技術で
かろうじて形を保ってはいるが、ナイフを入れるとポロポロと崩れていく。
味付けは塩胡椒のみ。ソースなしで味わう。
肉そのものの味で勝負するハンバーグ。価格は3200円也。
石垣牛QUESTの旅(1) by gypsy
現在、遅めの夏休みで石垣島を訪問中。
ターゲットは昨今あちこちで話題の「石垣牛」である。
初日の今日は「たけさん亭」にて。
甘く柔らかい厚切りタン塩が石垣訪問を歓迎してくれた。
いや、むしろ挑戦状をたたきつけられたと言うべきかもしれない。








































