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中部・近畿遠征レポート Day1#2 by gypsy

「養老町立食肉事業センター」は、
「焼肉街道」からも養老の住宅地からも至近の場所にあった。


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休日ゆえ、残念ながら稼働はしていなかったが
(していたとしても急に行って中を見学出来るとは思えないが)
その年季の入った姿から町と共に歩んできた年月が想像できた。
まぎれも無く、この地は和牛食の文化が根付いている土地なのだ。

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さていよいよ、ツイッターで教えていただいた「たきち」である。
こちらは同じ養老町だが「焼肉街道」からは少し外れた場所。
辺りには他に飲食店は殆どない。
「たきち」自体も看板以外は普通の家のような造りである。


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「たきち」では上質な飛騨牛の正肉・ホルモンがいただける。
運ばれてきた肉に、思わず身を乗り出した。
肉質はもちろん、肉の状態が非常によいのが一目で分かる。
鮮やかな肉色。しっとりと汗をかいているような肉肌。文句なしだ。


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イチボやザブトンなどの希少部位がいただけるのも嬉しい。
個人的に好きな部位である「チカラコブ」をオーダー。
噛む度にゼラチン質のうまみがじわりと広がる、最高の一品だ。
しかも驚くべきことに、希少部位ですらほぼ千円台前半である。


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一方で、先ほどの「藤太」でも感じた事だが、
味付けに関しては淡白というか、それほど感動するものはなかった。
もちろんハイレベルな肉がこの値段な時点で十二分にすごいのだが。
個人的には塩胡椒でいただくのが一番と感じた。


(つづく)
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中部・近畿遠征レポート Day1#1 by gypsy

遠征初日。まずは新幹線にて名古屋へ。
そこから養老まではまだしばらくかかる。
しかし気をゆるめてはいけない。
遠征は既にはじまっているのだ。


手に握った新幹線の切符に目をやる。


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11:29(イイニク)名古屋着。我ながら完璧だ。
これからの3日、良き肉に出会える事間違いなしである。


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名古屋から車で一時間ほどで、養老「焼肉街道」に着いた。
いや、正直「着いたのか?」という感覚ではあった。
名前から勝手に、街道の両脇に焼肉店が立ち並ぶ様を想像していたが、
実際はそこまでではなく、ぽつりぽつりといったところだろうか。


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しかしながらその一角にある巨大な精肉店「養老ミート」
そこで売られる巨大ブロック肉の数々にはただならぬオーラを感じる。
やはりこの街は、まぎれもない"肉処"なのである。


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一軒目に訪れたのは、地域一番店との評判も高い「藤太」
精肉店が経営する、肉質自慢のお店である。
ファミレスのような外観とは裏腹にA5飛騨牛を当たり前のように扱い、
しかも驚きのリーズナブルさで提供しているのだ。


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正肉、内臓とも文句なしのクオリティ。いきなり当たりである。
思わずフロアの女性に仕入れについて尋ねてみる。


「ああ、すぐそこの食肉センターで屠畜されている飛騨牛ですよ。
うちのダンナもそこで働いてますから。」


何という事だ。妻は焼肉街道の焼肉店。夫は食肉センター。
肉マニアなら誰もがあこがれる夫婦像ではないか。


「藤太」での焼肉を終えた我々は、ほんの500mほど先にある
その食肉センターを見に行ってみることにした。


(つづく)
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中部・近畿遠征レポート プロローグ by gypsy

きっかけはひとつのツイートだった。


gypsy_twitter.jpg


ある日、私のツイッターアカウント(@gypsy_YQ)をフォローして下さっている方から情報が届いたのだ。曰く、岐阜県・養老の「焼肉街道」近くに素晴らしい焼肉店がある、と。


もちろんお店自体にも惹かれたが、初めて耳にした「焼肉街道」というコトバに大きく興味をそそられた。早速調べてみると確かに養老の一角に焼肉が密集しているエリアがあり、一部ではそう呼ばれているようなのだ。


これまで東京都内はもちろん、川崎、大阪、下関などの「焼肉タウン」と呼ばれる場所を食べ歩いてきたが、その殆どはいわゆるコリアンタウンとほぼ同義のエリアであった。しかし養老の「焼肉街道」にはその雰囲気は感じられない。焼肉は日本の食文化であると日頃から強く想っている身としては俄然訪れてみたくなった。


どうやら町内に食肉市場があり、そこで地元岐阜の飛騨牛を取り扱っていることから焼肉店が多くなっているようだ。確かに岐阜・滋賀・三重のあたりは和牛の産地として名高い。岐阜には前述の飛騨牛があり、滋賀には近江牛がある。三重の松阪牛はあまりにも有名だが、実は出荷量が少ないため殆ど地元のみで消費される「伊賀牛」というブランドもある。


ここはこの機会に中部から近畿の山中にある和牛生産地帯近辺の焼肉店を巡ってみるのがいいだろう。そして最後はたまたま未訪だった奈良まで足を伸ばしてみようとなった。こうして2012年度のYAKINIQUEST焼肉遠征は「中部・近畿」に決定したのであった。


(つづく)
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'13四半期焼肉報告「4-6月は34店」 by gypsy

<4月>・・・14店
コソットSP×2
ホルモン船 ホールちゃん
ランボー×2
ぐぅ
つる屋
ゆうじ×2
くにもと
長興屋
SUPUL
よろにく


<5月>・・・9店
コソットSP
ざぶとん
ランボー
ゆうじ×4
金竜山
芝浦


<6月>・・・11店
8hachi
肉人
初花一家
ゆうじ×2
銭場精肉店
ヴィクトリー
よろい
大盛苑
BigMam
よろにく


<特に印象に残ったQUEST>
「ヴィクトリー」穴場感あふれる店のキラーミート


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いわゆるアベノミクス的好況感を受けてかどうか、
東京では焼肉屋も含め「肉」がウリの飲食店の出店が増えている気がする。


外食で食べられる肉の質はここ数年で本当にあがったと思う。
今や、どの焼肉店でもたいていは外さない肉が食べられる。
特に都心では、味も接客も内装も一定のツボを押さえている。
しかしながらその均質感に若干寂しさを感じる事もままある。


一方地方にはまだまだ当たり外れはあるものの、
マーケティングなど無視したかのようなユニークな店がまだある。
愛すべき「いびつさ」、とでもいうべきものがまだ残っている。
東京に住んでいると、時々無性にそういう焼肉に触れたくなる。


夏の焼肉遠征が目の前まで迫ってきた。
第3四半期も焼き続ける。



鳥取・島根・岡山の美味い焼肉屋情報を募集します by gypsy

ヤキニクエスト恒例「夏の焼肉遠征」の時期が近づいてきました。
今年は山陰地方の「鳥取・島根」を中心に、岡山、広島あたりをクエストいたします。


鳥取や島根・岡山は東京から見ると牛肉のイメージは薄いですが、実は和牛のルーツをたどれば必ず行き着くという優秀な種牛を輩出している、古くから肉牛文化が根付く地域。必ずや素晴らしい焼肉との出会いがあるのではと思っています。


そして広島は2年前の広島・山口遠征でも回りましたが、一風変わったユニークな焼肉店の多さに再訪と更なる深堀りを誓った地域です。


そこで例によってこの地域の美味しい焼肉店情報を募集します。


鳥取・島根・岡山・広島でお勧めの焼肉店がありましたら
このエントリーにコメントの形で情報をいただければ幸いです。

*コメント入力フォームはこのページの最下部にあります。


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お教えいただいた全ての店を訪れることは出来ませんが
メンバー全員で真剣に検討した上でQUESTしてきます。
是非、よろしくお願いします。



'13四半期焼肉報告「1-3月は29店」 by gypsy

<1月>・・・10店
味楽亭
5298
まんぷく
ゆうじ
BigMam
神泉ホルモン三百屋
炭焼喰人
和田
元山
松阪牛肉焼 つる屋


<2月>・・・9店
ひーふてい
ゆうじ×2
よろにく
初花一家
ともたん
神泉ホルモン三百屋
みすじ
くにもと


<3月>・・・10店
今久
コソットSP
くにもと
ふじ
ゆうじ
金竜山
肉人
ぱっぷHOUSE
味楽亭
羅生門


<特に印象に残ったQUEST>
「炭焼喰人」時流を超越した"熟成"という調理方法の探究


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肉界はすっかりドライエイジングブーム。
そんな中、今のように熟成肉が話題になるずっと前から、
日本で昔から行われてきたウエットエイジングの手法で
店主自らが信じる「美味い肉づくり」を追求し続けてきたという。


安易に流行に乗らない熱い心が詰まった厚い肉。
美味くないはずが、ない。


そんな感動の出会いを求めて、第2四半期も焼き続ける。



「Quarterly NOTE」「東京カレンダー」に掲載されました。 by gypsy

雑誌掲載の告知を2点ほど。


o065008781021615_650.jpg・去る3/15創刊の雑誌「Quarterly NOTE」にYAKINIQUESTメンバー・gypsyのロングインタビューが掲載されています。「愛する」という大特集の中で「偏愛」をテーマに焼肉に対する熱い想いを語っています。


都内で三軒の焼肉店を一緒にハシゴしながらのインタビューはライターさん、編集者さんにはキツかったはず。体を張って向き合って下さり大変感謝しております。


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・3/21発売の「東京カレンダー 5月号」。「大人肉」特集にもgypsyが登場しています。デブブロガーで有名な「イエス!フォーリンデブ★」のはっしー@フォーリンデブさんと一緒にワニやダチョウなどの変わり種肉をあれこれ食べています。


牛肉以外はまったく知見がないので食べた感想を述べている程度に過ぎませんが、はっしーさんの恍惚の表情はある意味プロフェッショナルで必見です。



以上2誌、まだまだ本屋に並んでいると思います。見かけたらお手に取っていただければ幸いです。



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