かのウィンストン・チャーチルはエクストラ・ドライマティーニを好んだと言われている。標準的なマティーニはジンを3(45cc)・ドライベルモットを1 (15cc)の割合で作る。ドライ・マティーニというと、その割合を変えてジンを多めにするわけだ。
エクストラ・ドライマティーニになるとドライベルモットの量は5ccもしくはそれ以下になる。作り手によっては、ほんの数滴、なんて場合も出てくる。
人と云うのはワガママで「さらにドライにしてくれ」なんていう場合もあるらしい。
そんなときに出てくるのが、「バーテンダーがドライベルモットのボトルを正面において、ストレートのジンを差し出した」
という小話である。
「ドライベルモットのボトルを眺めながら、ジンを飲んでくれ。これ以上のドライはないだろう。」
というわけである。
ある日、ある方はおっしゃった。
「肉の写真を送ってくれ。白飯をかかえて待っている。」と。
>T.J.Baldwinさん
確かに「肉」「白飯」の主従関係はご指摘の通りの面もあり・・・行動/様式の共通項と理解いただければと。
達人の領域?
> ドライベルモットのボトルを正面において、ストレートのジンを差し出した
ジンのストレートを用意して、棚にあるベルモットの瓶をチラリと見て飲む、というのもありますね。
> 肉の写真を送ってくれ。白飯をかかえて待っている。
うーむ、焼肉&白飯の“主”はどっちなのでしょう・・・マティーニのそれはジンであることは明白ですが・・・