「FOODEX JAPAN」を訪れる機会に恵まれた。
このイベント、「国際食品・飲料展」というだけあり
世界中の実に多様な食べ物が出展されている。
中でも試食・試飲が可能なブースは人気があり
これを食べ歩くのが来場者の楽しみの1つとなっている。
会場をぐるりと回っていると、ある事に気づいた。
人だかりが出来ているブースをよく見ると
「肉」の試食を行っている事が非常に多いのだ。
というか、肉を試食できるブースはどれも、
ほぼ例外なく賑わっていると言ってもいいかもしれない。
ブロックから切り出した生ハム、
ホットプレートの上ではじけるソーセージ、
こんがりと焼き目のついたビーフステーキ、
香ばしい香りをあたりに振りまくポーク…
肉の種類は様々だが、とにかくどこも大人気である。
一体、この現象はどう解釈すれば良いのであろうか。
肉には人々を引きつける魔力があるとでも言うのか。
そうとでも考えなければ納得が出来なかった。
しかし一つ確実なのは、肉に群がる人々が皆
とっても嬉しそうな顔をしていた、という事である。
肉には人々に幸せを振りまく力があるのだ。
そんな事を考えていると何だか楽しくなってきて、
ついつい会場中の肉という肉を試食しまくってしまった。
もちろん、その夜は焼肉屋に行った事は言うまでもない。
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