「関西焼肉.com」のいかりんさんからお届け物をいただいた。
いかりんさんといえば、関西の焼肉フリークの間では知らない人がいないほど有名な方である。糖尿病をものともせず、インスリンを片手に焼肉を食べ歩くその生き様はまさに焼肉界の伝説。まだお会いしたことはないのだが、勝手に「同志」としてリスペクトさせていただいているのだ。
封を開けると、中には一冊の本が。
いかりんさんの初の著書「焼肉ニクいっす!」であった。
すでにテレビや雑誌にひっぱりだこのいかりんさんにしては遅すぎる処女作に思えたが、読んでみて納得。いかりんさんがこれまで吸収してきたニクとアブラ、もとい、肉知識を総動員した、まさに入魂の一冊なのだ。
関西の名店47軒が”自ら食べ歩いた人”ならではの目線とシズル感で紹介されており、フルカラーのページはどこをめくっても肉のアップが「これでもか!」と迫ってくる。
また、充実したコラムもポイント。
部位別の焼き方、よいお店の見極め方などがいかりんさん流の視点で紹介されているほか、牛肉にまつわるウンチク話も盛りだくさん。焼肉の心構え、知識、技術、そして肉愛…と「全部入り」。これだけでもかなりのお値打ちものだ。
当YAKINIQUESTでも3度の大阪遠征を行っているが、やはり地元の方の見識には遠く及ばない。
関西にお住まいの方や関西方面にお出かけの方は手に入れて損はない一冊だ。
…というか、我々が知らない店がいっぱい載っているではないか。
読んでいたら、また関西に行きたくなってきてしまった。
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