家庭的サービスの“地域一番店”と“超厚切りマニアック肉”の二つの顔を持つ焼肉店
炭焼喰人 本店(神奈川・センター南)
神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎中央26-25 ラフィネ・ブラン1FTEL:045-929-2919
17:00-23:00/火休
予算:3000〜5000円(厚切り・塊肉に行く場合は〜10000円)
予約可
【2013/2月 追記】
下に記したようなファミリー向けのほのぼのとした側面以外に、こちらのお店には「もう1つの顔」がある。「超厚切り・大判の熟成肉ワールド」がそれだ。マスター厳選の巨大な肉塊をじっくりと炙って仕上げるその体験は他ではなかなか味わえない。何と時には小一時間ほどかけて焼き上げるほどの大物までお目見えするのである。果たしてこれを焼肉というスタイルで食べるのが最適かどうかはもやは別問題。ここは巨大肉マニアのための楽園なのだから。塊肉を焼き上げる快感に魅せられた人ならば訪れるべき名店だ。
【以下は元記事】
ニューファミリー層が多く住む港北ニュータウン。この町で地元客から愛されている店がこちらだ。店の目印はややファンキーなデザインの看板に「NO BEEF NO LIFE」の文字。店員は「29」と書かれたTシャツを着ている。ずいぶんと尖ったセンスだなと感じるが、実態はそこから受ける印象とはずいぶん違う、真心のこもった店だ。
その心づかいはいろいろなところに表れている。例えばおしぼりを手に取るとほのかな香り。しかも毎月違うブレンドの香りをつけているとのこと。店員は皆きびきびと動き、常に笑顔で気持ちのよい対応をしてくれる。場所柄子供連れの客も多そうだが、いやな顔ひとつせずに対応していたのはさすがと感じた。
メニューを開けば肉に関する薀蓄がびっしり。レギュラーメニューのほかにその日のお勧めを記載したり、希少部位の解説も細かく、どう食べて欲しいのかといったことまで書かれている。文字量が多すぎて全部読むのはちょっと大変なのだが、とにかく肉を美味しく食べて欲しいという熱意は伝わってくる。
価格帯は並もので600円台~1000円前後、上ものや希少部位で1000円台中盤とリーズナブル。強烈な印象を残すほどの一品はないが、どれも水準以上の確かなクオリティで外れはない。上タン、並のロースあたりはコストバランスも取れていて良い。それらを中心にオーダーを組み立てて、希少部位かその日のお勧めを1つ2つ混ぜてリーズナブルに仕上げる、という感じがベストチョイスだろう。
帰り際にはマスターがキッチンから出てきて見送ってくれる。このおもてなしの心こそが地元のファンをととりこにする一番の要因なのだろう。
上タン塩
上ロース
カイノミ
<YAKINIQUESTよりヒトコト>
・メニュー最初のページのお勧めをチェック
・並ロース・上タン塩
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