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ハラミへの想い

肉コラム

「ハラミ」が好きだ。
誤解を恐れずに言えば、適度に下品なところがいい。
奥歯で噛み締めたときに歯茎に肉繊維が絡み、
肉を食らう原始の喜びを感じさせてくれるようなもの。
固くて噛み切れないものとはちょっと違う。
歯の圧力に対して抵抗は見せながらも
徐々に繊維の隙間への侵入を許し、
最後にバラリと解(ほど)けていく。そんな感じだ。
当然、厚切りが好みだ。
より肉繊維を感じられるのはもちろんだが、
厚みがあることによって肉汁の量も増し、
まるでシャワーのように歯茎に降り注いでくる。
味付けは塩がいい。
それも塩ダレではなく、塩をふっただけのものだ。
もちろん塩ダレも、タレも美味い。
美味いのだが、ハラミそのものを純粋に感じたいなら
どうしても塩を選択せざるを得ないのだ。
 
 
さて、問題はこれらの条件を満たすような
極上のハラミにが出てくることは滅多にない、ということ。
だから、こんなハラミに巡り会えた夜は、
仕事の疲れなんかあっという間に吹っ飛んじまうくらい、
幸せな気持ちになることができるのである。
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