「アニョハセヨ」。僕が唯一喋れる韓国語である。発音はかなりいいらしい。
先日、週末を利用して10数年ぶりにソウルに遊びに行き、韓国在住の友人Tと彼のフィアンセGさんにお世話になった。金曜の夜と土曜のランチはチヂミやスンドゥブなどをローカルが通うレストランで堪能し、土曜の夜は韓牛が食べられる焼肉屋に連れて行ってもらった(お店を紹介してくれたM君、ありがとう!)。
この焼肉屋の肉は、モミダレが使用されない、すなわち、下味が一切施されていない肉を塩で食べる韓国では珍しい店。いろいろ聞きたいが店員さんとコミュニケーションが全く取れない。ハングル文字のメニューは値段以外全て同じに見えてしまう。実は、メニューには内臓部位も数種類書いてあったらしいが、言葉の壁のせいもあり食べ終わるまで確認すらしなかった。痛恨。
この日食した韓牛は、全般的に若干淡白な印象。店内に掲出してあるポスターを見る限り外見は褐色和牛に近い。Tから日本の焼肉とは比較しないでね、と言われていたが、少し脂が多めな部位はかなり良かった。ただ、自分で焼けない。店員さんが手際よく焼いてくれるが、焼肉で得られる感動は「素材8割、焼き2割」と思っているので、言葉の壁をブレイクスルーしたとき初めて韓牛の真価を味わうことができると思った次第である。
(「韓牛②に続くかどうかは不明)
>P. Eaterさま そうなんですよ、狂わせる肉との出会いがないんですよね。というより、肉をこよなく愛するご主人のような方も見かけません。現時点ではコミュニケーションが全く取れないのでお会いできても僕はニコニコすることしかできませんが。。。
韓牛、私も韓国に行くときは必ず1回は食べるようにしてますが、赤身肉的うまさは普通にあるのですが、なかなか感動するようなレベルのものには出会えたことがありません。
一皿一皿が普通に百数十グラムで、5000円とかしたりするので、なかなか悩ましい体験をいつもしています。