いよいよ今年の遠征も最終日。
昼は香芝でもう一軒クエストしてみることにした。
「平安」は国道沿いに立ち並ぶ焼肉店のうちの一つだ。
大型のファミレスライクな店舗。この地には多いタイプだ。
価格はそれほど安くないが、まずまずの肉質。
テッチャンやツラミなど、ホルモンもじゅうぶんなクオリティだ。
子連れやお昼の時間帯ならば充分選択肢に入ってくるだろう。
少し酸味があるつけダレがなかなか美味しいので、
並ロース、カルビあたりとライスがベストチョイスだろう。
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焼肉密集地帯を後にした我々は、大阪を経由して神戸に移動。
遠征の最後を飾るのは「焼肉食堂ジェット」だ。
場所は芦屋。関東人からすると「高級住宅街」イメージだが、
たどり着いた店構えはその言葉とはかけ離れたものだった。
しかし、料理はいい意味で我々を裏切ってくれた。
おまかせコースのみのこちらのお店でいただいたのは、
カットや味付けに工夫を凝らした様々な部位だった。
刺しものから焼物、口休めをはさんで〆にいたるまで
一時たりとも飽きさせることのない完成された流れ。
しかもこれが3800円という驚きのリーズナブルさ。
あまりの感動に我々は、これまでの3日間で
11軒目の焼肉とは思えぬ怒濤の勢いで食べ尽し、
素晴らしい満足感のうちに遠征を終えたのだった。
(つづく)
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