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この情報は2014年11月29日まで「YAKINIQUEST.com」で掲載していたものです。
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COW HOUSE (かうはうす)

リスペクト2

家族経営のほのぼのさと高い肉質のギャップが魅力

COW HOUSE(大阪・桜ノ宮)

COW HOUSEメイン画像

大阪府大阪市都島区中野町2-15-5

TEL:06-6353-8929
17:00-25:00/火休
予算:3500〜5000円
予約可

*改装を経てお店の雰囲気は以下の記事の内容とは若干変わった
誤解を恐れずに言えば、何というかとっても「可愛らしい」焼肉屋である。やや殺風景な街の路地裏にある店舗は、煉瓦造り風の壁に白い窓という構え。およそ焼肉屋らしくない雰囲気だ。ドアを開けるとおじいちゃんと息子夫婦、そして孫娘かと思わせるような(実際は定かではないが)店員さん達がアットホームな雰囲気で出迎えてくれる。そう、このノリはまるで「ペンション」のようだ。そういえば外の看板に画かれた店名のロゴと、これまた不思議な味のある、あまり上手とはいえないイラストもかなりメルヘンチック。だいいち「COW HOUSE」という名もかなりメルヘンである。下手したらブラックユーモアにすらなりかねない。

しかし、肉に関しては本格派。手ごろな価格で直送の山形牛が味わえる。もっともお勧めしたいのは「塩タン」だ。極薄切りかつ小ぶりなサイズという、他であまり見ない形にカットされたタンは非常に上質で、軽く炙るだけで柔らかな食感ととろけるような甘みを楽しめる一品。絡めてある塩ダレも絶妙で、スナック感覚でいくらでも食べられてしまう。価格も1000円強と、ご時世を考えれば驚きの安さだ。

もう一つの特徴的な肉は「特極上」というすごい名前のついたロースとハラミ。こちらも素晴らしい肉質だが、ややインパクトには欠けるところがあるかもしれない。またタレで頼むとロースターの構造上若干焦げやすいという難点もある。ただ、それでも1500-1800円で食べられる肉としてはじゅうぶん納得できるレベルだろう。

そして、繰り返しになるがこの店の一番の良さはほのぼのとした雰囲気だと思う。店員さん達は皆親切で、客が美味しく食べているかを常に気遣ってくれる。またメニューや箸袋、ショップカードなど様々な手作り感あふれるアイテムにふれるたびに、こちらも心も暖まってしまうのだ。

ちなみに並ものやホルモン系、料理ものなども豊富に、そしてかなりリーズナブルに楽しめる。そういう意味でも、家族や気の置けない仲間うちで訪れたい店である。

カウハウス COW HOUSE 外観
メルヘンな雰囲気ただよう店構え

COW HOUSE 塩タン
柔らかな小ぶりの塩タン

COW HOUSE 特極上ロース
「特極上」の名に恥じぬロース

<YAKINIQUESTよりヒトコト>
・塩タン、次点で「特極上」ロースの塩