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この情報は2014年11月29日まで「YAKINIQUEST.com」で掲載していたものです。
BEEF YAKINIKU DINING YAKINIQUEST」の開店以降、焼肉店レポートの追加・更新等は行っておりません。
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農家れすとらん 田子山 (たんごやま)

リスペクト3

地産地消ならぬ”自産自消”の焼肉店

農家れすとらん 田子山(熊本・内牧)

田子山メイン画像

熊本県阿蘇市三久保285

TEL:0967-32-5070
12:00-19:00/水休
予算:4000〜6000円
予約可

究極の手作り料理、地産地消ならぬ”自産自消”とでもいうべきか。何しろこちらの店で出るメニューは肉をはじめ米、野菜、味噌、豆腐…すべてが「自家製」だというのだから。

お店、と書くのも違和感があるほど「お家」な外観は、まるで田舎のおばあちゃんの家に遊びに来たかのような錯覚を起こさせる。店内は民宿かロッジのような雰囲気で、板の間にテーブルが並んでいる。窓の外に池が見える風景が、これまた心を和ませてくれる。

メニューはシンプルで、焼肉と食事がセットになったコースが基本。肉や料理内容の違いで3つのコースがある。その他要予約のスペシャルコースもあるが、そこまで値の張らない「焼肉コース」か「田子山コース」でもこちらの魅力は充分に味わえるだろう。自家製野菜をふんだんに使ったたっぷりの前菜に始まり、これまた自家製の豆腐、肉料理と続く。派手さはないが何とも滋味で心温まる料理だ。
メインの肉は「あか牛」という、阿蘇で育てられた褐毛和種(あかげわしゅ)の牛。いわゆる高級霜降り肉の代表格である黒毛和牛の多くは一般的に牛舎の中で育てられるが、放牧で伸び伸びと育てられたこの「あか牛」は赤身のしみじみしとした味わいが特徴。肉自体の味を楽しむ為にタレではなく塩胡椒か岩塩、もしくはポン酢でいただくのがこちらのスタイルだ。

焼き物には肉の他に自家製の牛100%ウインナーや野菜もつく。シメはこれまた嬉しい自家製のお米と味噌汁、そして豊富な漬け物だ。これで幸せを感じないことなど出来るだろうか?肉単体の味うんぬんよりも、これらセットのトータルでの満足感、そしてそれらが全て手作りであるというありがたさを噛み締めて味わいたい。

田子山 店外観
外観は完全に「お家」

田子山 前菜
心温まる前菜の一部

田子山 漬物
幸せの漬物類

<YAKINIQUESTよりヒトコト>
・田子山(たんごやま)とはお店の裏山の名前らしい
・牧場自体は店の前の道を車で日田方面に20分ほど行くと見る事ができるそうだ。もっとも共同運営らしいのでどの牛がこちらの店のものかは見分けられない


One comment on “農家れすとらん 田子山 (たんごやま)
  1. SUGI より:

    5年ほど前から、通っています。
    肉は、その日に一番お勧めの部位を出してくれます。先日伺った際は、カルビ、ロース、三角の3種の盛り合わせでした。
    田子山コースを毎回頼みますが、メインの肉の前に出てくる手ごね風のハンバーグですが、これにポン酢をかけて食べるのが滅茶苦茶美味しいです。それと、無農薬で作られてる野菜、自家製のウインナー、そしてダントツに美味しいのは、この家で作られてるお米!毎回、車で行くのでお酒は飲まず、肉とご飯です。何杯でもおかわりしたくなります。行く度に、お土産にお米3Kgをお土産で買っていきます。
    とにかく、隠れた穴場的な存在です。
    一度行く価値ありです。