ガラパゴス諸島のことは、皆様もご存知だと思う。
かのダーウィンが、進化論の着想を得たといわれる地。
他の大陸と隔絶された環境下で独自の進化を遂げた、
ガラパゴスゾウガメやガラパゴスイグアナなどの固有種が多く存在する、
あのガラパゴス諸島である。
今回、四国・淡路遠征の決行に際して、
何となく頭に浮かんだイメージは「ガラパゴス」であった。
もちろん、四国も淡路も橋やフェリーで本州と結ばれている。
文化の交流だって、はるか昔から行われている。
それでも、何か独自に発展した焼肉文化が存在するのではないか。
過去5回の遠征を含め、全国各地で焼肉を食べ歩くなかで、
地域ごとに特徴というか、傾向があることは分かってきていた。
例えば、九州は甘辛のタレ味が好き。
例えば、中部地区は正肉に味噌ダレを合わせる。
例えば、東北は本格炭使用の店が多い。
などなどである。
当然、四国の焼肉にも何かしらの特徴があるのだろう。
しかし我々が今回期待していたのは、
単なる傾向とか特徴とか、そんな言葉を通り越した、
常人の想像を軽く超えるようなぶっ飛んだ発想…
「ラディカルイノベーション」とでもいうか。
そんなものとの遭遇だった。
つまり、「ガラパゴス焼肉」との出会い、である。
(つづく)
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