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この情報は2014年11月29日まで「YAKINIQUEST.com」で掲載していたものです。
BEEF YAKINIKU DINING YAKINIQUEST」の開店以降、焼肉店レポートの追加・更新等は行っておりません。
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SATOブリアン(さとーぶりあん)

リスペクト3

「シャトーブリアンを手軽に食べてほしい」がこだわり

SATOブリアン(東京・阿佐ヶ谷)

SATOブリアン サトーブリアン メイン画像

東京都杉並区阿佐ヶ谷南3-34-14 小堀ビル1F

TEL:03-6915-1638
17:00-23:00(金土17:00-23:30)/不定休
予算:5000〜7000円
予約可

風変わりな店名はその理由を一度聞けば忘れられないものになるだろう。ヒレの最上級部位である「シャトーブリアン」と店主のお名前をかけたものだ。佐藤氏は以前働いていた焼肉店で、お客が一番驚き、喜んでくれるこの部位を何とか1000円台で提供したいと考えた末、独立開業に至ったとのこと。熱い想いがユーモアのオブラートで包まれた店名なのだ。

そのシャトーブリアンはA4で1554円*と、なるほどかなりのリーズナブルさである。A5になると5229円*と高額になってしまうが、そもそもシャトーブリアンに選択肢があるというのが面白い。財布に余裕があれば食べ比べてみるのも一興だろう。
*訪問は2011年度

食べさせ方にもこだわりがある。ひとつはたまり醤油、ニンニク、バターからなる通称「ブリダレ」をからめながら焼きあげる方法。もう1つは胡椒だけしたシャトーブリアンを岩塩プレートの上で焼く方法だ。

前者の場合、そうして焼き上げたシャトーをご飯の上に乗せ、ニンニクスライスと「ブリダレ」をかけて食べる「ブリめし」で〆るというフィニッシュ方法もある。「ブリダレ」はかなりインパクトが強いので、やや劣る肉質をおぎなう意味でもA4のシャトーで試すのが吉だろう。

一方岩塩プレートでの焼きは肉の表面に均質に塩が行き渡り、非常にまろやかな塩のあたり具合になる。また焼き面も均等に焦げ目無く焼けるので、繊細なシャトーの肉繊維を壊すこともない。火加減にそれほど気をつけなくても滑らかな焼き加減が可能なのだ。A4はもちろん、A5でこそ試したい焼き方だ。

他の肉も全体的にリーズナブルで、どれも納得出来る肉質。塩モノは基本塩胡椒のみだが、肉によってはひと工夫の味付けもある。例えばハラミはニンニク醤油、イチボは茎わさびとたまり醤油といった具合だ。肉は正肉のみ、生肉も内臓系もないという割り切りも気持ちいい。

肉好きで研究熱心な店主は接客もはきはきと心地よく、客を楽しませようという心が端々から伝わってくる方だ。料理ものやタレの味のさらなる改良など、「SATOブリアン(サトーブリアン)」のますますの進化に期待してしまうところだ。

SATOブリアン サトーブリアン  外観
カジュアルな店構え

SATOブリアン サトーブリアン  A4 シャトーブリアン
A4シャトーブリアン

SATOブリアン サトーブリアン  ブリめし ブリ飯
ご飯好きにはたまらない「ブリめし」

<YAKINIQUESTよりヒトコト>
・とにかく看板商品のヒレ(シャトーブリアン)を
・29日はシャトーブリアンが2人前まで半額というサービスもあるようだ