この情報は2014年11月29日まで「YAKINIQUEST.com」で掲載していたものです。
BEEF YAKINIKU DINING YAKINIQUEST」の開店以降、焼肉店レポートの追加・更新等は行っておりません。
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肉料理カオリちゃん

ホルモン系リスペクト1

熟練の目利きで仕入れた鮮度バツグンのホルモンを堪能すべし

肉料理カオリちゃん(広島・広島市)

肉料理カオリちゃんメイン画像

広島県広島市西区観音町13-11

TEL:082-292-4498
16:30-21:30/木休
予算:3000〜5000円
予約可

広島市の象徴、平和記念公園から平和大通りを西へしばらく。観音町と呼ばれるあたりに「カオリちゃん」はある。一度聞いたら忘れられないユニークな店名ばかりに気を取られがちだが、ひとたびこちらの肉を食べれば、その印象こそが忘れられないものとなるだろう。

内外装ともに特別な点は見受けられないが、店内の一番奥目をやれば冷蔵ショーケースが置かれている。そこにずらりと並べられているのはマスター自らが仕入れた肉の数々だ。

祖父の代から食肉市場で働いていたというマスター。その確かな目利きと人脈によって最高の肉を手に入れられるという。自ら仕入れ、調理することにこだわるが故に店の営業時間は長くない。早めに店を閉めてでも翌朝の仕入れにそなえるという訳だ。

そのこだわりは鮮度がキモとなるホルモン系に特に顕著に表れる。最も驚かされたのは生セン(センマイ)。何と白い色のセンマイが出てきたのだ。よくある湯むきしたタイプではなく、もとから白いのである。その食感はみずみずしくシャキシャキとしており、通常のセンマイとは全く違うものだ。当然臭みも全くない。マスター曰く、何十頭かに一頭の割合でこのようなセンマイが取れるとのこと。このような品を恒常的に仕入れることこそが仕入れ力の真骨頂なのだろう。

他のホルモン系も軒並み秀逸だが、広島の焼肉店でよくみられるようにこちらでは呼び名が少々変わっている。「ホルモン上」はシマチョウのこと、同「並」はコプチャン。「バラ」はハラミで「白」はミノ、「ヤサキ」はハツ…という具合だ。覚えるのはなかなか大変なのでその場で確認するようにしよう。どれも鮮度抜群で、ホルモンらしいテクスチャーの楽しさを、臭みに邪魔されること無く楽しめるだろう。柔らかさの中にあるコリッとした食感が楽しい「ホルモン特(ギアラの上の部分)」は文字通り特に印象的だった。

また広島独特の部位である「コオネ」については、最初におかみさんによる焼き方講座がある。焼き加減やキムチとキャベツで食べることなどを教えてくれるので、まずはその通りに試してみるのがいいだろう。むしろこれをきっかけにマスターやおかみさんと会話を弾ませたいところ。もしかするとメニューにない部位を出してくれたり肉に関する奥深い話が聞けたりするかもしれない。

ちなみにこちらの肉はすべて塩味のみで供され、手元のつけダレか塩胡椒で食べるスタイルだ。出来れば全て塩胡椒で食べ、肉の鮮度とその奥にある甘みをじっくりと味わいたい。広島にお住まいの方はもちろん、遠くからでも訪れるべき名店である。

肉料理カオリちゃん 白センマイ 生セン
他ではなかなかお目にかかれない生セン(白センマイ)

肉料理カオリちゃん タン 特ホルモン ミノ 白
新鮮さが際立つタン、特ホルモン、白(ミノ)

肉料理カオリちゃん 外観
お店の外観

<YAKINIQUESTよりヒトコト>
・生セン(白センマイ)、ホルモン特(ギアラの上部分)あたりは必食。
・ちなみに「カオリちゃん」は娘さんの名前だそうだ