二店目は写真&Web公開NGのお店だったので掲載はしない。
ただし、お任せコースのみのその店では、
「コウネ」はもちろん、それ意外の肉もさんざん食べ、
〆にはスープもご飯も食べ、かなりお腹が満ちた、
というより満ち過ぎたということだけは報告しておきたい。
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正直今日はもう止めておこうかという空気も流れかけたが、
心を奮い立たせ、次なる焼肉店「西三代」に向かった。
結果的にはこれが大正解の判断であった。
何と我々はここでも「白いセンマイ」に出会ったのだ。
もっとも、先ほどのものよりすこし灰色がかっており、
マスターも「状態が良いときはもっと白い」とは言っていた。
しかしながら、軽くあぶってポン酢をつけて口に放り込めば
噛むたびに広がるみずみずしい味わいは白いセンマイならでは。
気づけば皆、夢中で箸を伸ばしていた。
今まで延べ千店以上で食べてきて出会わなかった肉に、
この一日で二度も出会うことになるとは。
広島焼肉、あなどりがたしである。
こちらの辛いタレも秀逸。
マスター曰く「塩で食べた方が肉の味は分かるよ」との事だが
適度な辛味とほのかな甘みのバランスが素晴らしく、
これはこれで焼肉として非常に完成度が高い。
また、思わず頼んだ〆の中華そばもよかった。
醤油味で少しとろみのあるスープに細麺。
何だかほっとする、懐かしい味わいである。
のれんに「やきにく」と「中華そば」が
並列で表記されているのは伊達ではないといったところだろう。
もちろん広島名物・コウネもしっかりといただき、
こうして夕方から夜にかけて三軒をハシゴして初日は終了した。
明日はいよいよ、萩経由で下関までの長距離ドライブである。
(つづく)
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