この情報は2014年11月29日まで「YAKINIQUEST.com」で掲載していたものです。
BEEF YAKINIKU DINING YAKINIQUEST」の開店以降、焼肉店レポートの追加・更新等は行っておりません。
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山田屋(やまだや)

リスペクト2

人気・実力・風情の三拍子揃ったホルモン焼き店

山田屋(東京・三河島)

山田屋メイン画像

東京都荒川区東日暮里3-18-10

TEL:03-3807-6787
12:00-14:00、17:30-21:30(土12:00-14:00、17:00-21:30)/日月休
予算:4000〜6000円
予約可

ネットが普及した現代だからこそ掘り起こされた「知られざる名店」は数多くある。今や焼肉好き以外にも知られる有名店となっている「山田屋」もそんな店のひとつだろう。

三河島という都内では比較的マイナーなエリア。駅からの距離は徒歩で5分程度だが、表通りから一本入ったその細道はハングルのみの看板が出ているような、ちょっと異質な雰囲気を漂わせる住宅街。車が一台、やっと通れるような狭さの道沿いにぽつりぽつりと店がある、そんな中にある年季の入った一軒家。事前情報なしではなかなか見つけられないし、入らないタイプの佇まいだ。

店の間口は広くないが、カウンターを横目に見ながら奥へ進むと思いのほか広いスペースがある。いったん小上がりに座してしまえば下町の店ならではの居心地の良さがある。

メニューはベーシックな品揃えでホルモン類が多め。お勧めしたいのはズバリ、そのホルモン類だ。皿の上のホルモン類を見ただけで、ひとつひとつ手を抜かず、きっちりと下処理をした上で丁寧に仕上げているのが伝わってくる。ミノは肉厚な部分を使い、細かな包丁と酒の甘みを効かせた塩ダレでまとめている。鮮度の良さが伺えるほんのりとしたピンク色のテッチャンは適度な脂を残した状態で供される。刺身類も豊富で、特にお勧めは酢味噌味のチレ刺し。センマイを混ぜることで食感にアクセントをつけているのが心憎い。

そう、この味付けのひと工夫、バランスの良さがこちらの真骨頂だ。正肉類のタレも美味。さらりと醤油ベースだがコクと甘みが適度にあって後を引く味だ。ホルモン類の味噌ダレもくど過ぎず薄過ぎずの加減。もちろんキムチやカクテキ、スープ類なども盤石だ。

ホルモン類の肉質の良さに加え、仕事の丁寧さ、そして完成された味付け。加えて風情満点の店内。ある方向での焼肉屋の完成形に近いものがここにはある。焼肉好き、特にホルモン好きならば是非一度訪れてみて欲しい。

山田屋 店外観
年季の入った外観

山田屋 テッチャン シマチョウ
テッチャンの塩

山田屋 チレ刺し
チレ刺し

<YAKINIQUESTよりヒトコト>
・ホルモン類全般、特にミノ、テッチャン、チレ刺しなど
・より手軽にこの味を体験したい向きは数年前に出来た日暮里駅前の支店へ